檸檬の無為な日々

思考の外部ストレージです。

大学でそこそこ真面目に勉強した人間が語る勉強の基本

 今回は、そこらへんの学部生よりは真面目に勉強した自負がある私が、勉強の方法についてお届けしたいと思います。勉強にも色々なタイプの勉強があるかと思いますが、資格の勉強や語学の勉強というより、大学でやるような学問的な勉強について焦点を当てようと思います。ポイントは2つだけです。(筆者の学部は人文系です。社会科学や自然科学は勝手がよく分からないので参考程度に)

1.たくさん本を読みましょう

 1つ目のポイントはとにかくたくさん本を読むことです。勉強の基本は間違いなく読書です。学び始めは、読んでいて分からない部分もたくさんあると思いますが、気にせずたくさん読みましょう。読み続けていれば、もう一度手に取ったときに、分かる箇所が増えていると思います。

 昨今はアウトプットの重要性が説かれます。資格や語学の勉強だと、それも納得という感じですが、大学でやるような学問的な勉強では、私はアウトプットはそんなに重要ではないのではないかと思います。理由は2つあります。1つ目は例えば、実際に入門書をアウトプットしようとしてみれば分かるかと思うのですが、情報量が馬鹿多いです。無理。その本の内容を定着させたいなら、別の本を読むなどして少し期間を空け、もう一度その本を読んだ方がいいと思います。2つ目は、参考書1冊だけ、ないし少数の書籍で勉強の目的が完結する(大学受験・資格の勉強とか)という場合は、アウトプットも大事だと思うのですが、大学でするような学問的な勉強では、入門書すら複数冊を読み比べた方がよいと思うからです。同じ概念でも、筆者によって書き方が違うおかげで理解がしやすい、よく分からないということがあります。そして同じ入門書というくくりでも、その分野の考え方や知識を網羅的に1冊で説明し尽くしているという本もなかなかありません。(どうしてもアウトプットが、という人は心配なさらず、自分が面白いと感じている分野を勉強すると、身近な人に話したくなるので、勝手にアウトプットされます)

 2.本は買いましょう

 2つ目のポイントは本は借りずに買うということです。この辺は優先順位の問題かもしれませんが、勉強の優先順位が高いなら、買った方がいいと思います。理由は、いくつかありますが、一番大きいのは、いつでも見返せるということです。今読んでいる本の内容で、「あれ?これあの本にはどう書いてあったかな?」とか「前読んだあの本に関係してそうなことがあった気がするんだけど」とか、昔に読んだ本の内容が気になることが出てきます。また、2度3度と繰り返し読む価値のある本というのはたくさんあります。いちいち借りに行く手間を考えると、買ってしまう方がいいと思います。あと本棚が格好よくなります。

 とはいっても専門書は高いので、私はブックオフオンラインで中古入荷のメールが届くようにしてある本もたくさんあります。(もちろん新品も買いますが)

3.まとめ

1つ目のポイント・・・とにかくたくさん読む・インプットが基本(自分が気になるテーマだけまとめるとかはありかな、網羅的にアウトプットしようとするのは、多分きつい)

 2つ目のポイント・・・本は買う。少しずついい本棚を作っていく。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。少しでも勉強に悩んでる人の力になれたら嬉しいです。